洋学史学会7月例会
2013年07月15日 01:33
7月14日(日)は洋学史学会7月例会だった。
報告は福岡万里子「幕末外交史の中の日本ープロイセン修好通商条約」と
平野恵「舶来植物が本草学に与えた影響」の日本だった。
福岡さんのは、著書『プロイセン東アジア遠征と幕末外交』(東京大学出版会、2013)の
なかから、1860年にプロイセン使節団が修好通商条約を結ぼうとやってきたのだが、それ以前のスイス、ベルギーとの条約を際限なく広がると拒否しており、かつプロイセンと結べば、スイス・ベルギーとも条約を結ばなければならない約束なので、結局オイレンブルクらは目的を達成することができなかった。
オランダは日本とヨーロッパ諸国との条約交渉について主導権を握ろうとしたが、必ずしもうまくはいかなかった
平野さんのは、奇品といわれる園芸植物、変わり朝顔などの関心の高まり、弘化以後の西洋植物の流入の増加などを話してくれた。本草学者と植木職人らとの認識の違いなどが面白かった。
9月14日は洋学史学会佐賀大会です。ぜひおでかけください。